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2009年4月12日日曜日

魚の煮つけ

※「週刊 土井善晴のわが家で和食 改訂版No.3」(デアゴスティーニ・ジャパン)からご紹介します。

 雑誌では、めばるの煮つけを基本に、切り身の煮つけとして金目鯛の煮つけ、一尾だけの煮つけとしていさきの煮つけが紹介されています。

 わたしは、上の写真のカレイの煮つけでは、切り身の煮つけの煮汁の分量を参考としました〔切り身4切れに煮汁は水1カップ,酒1/3カップ,しょうゆ大さじ3,砂糖・みりん各大さじ2〕。

 ※ここでは基本のめばるの煮つけのレシピをご紹介します。材料は4人分です。


めばる4尾(1尾170g),生わかめ(または水でもどしたもの)80g,煮汁〔水1カップ,酒1/3カップ,しょうゆ大さじ4,砂糖・みりん各大さじ3〕
  1. わかめはかたい筋を取って、食べやすい大きさに切る。
  2. めばるはうろこ、えら、内臓を取り除いて下ごしらえする。流水でていねいに洗い、水けをふいたら、両面に1本ずつ、斜めに切り目を入れる。
  3. 広口の鍋に煮汁の材料すべてを入れ、中火にかける。煮立ったところで、めばるを並べ入れる。
  4. すぐに煮汁を玉じゃくしですくって、めばるの表面にかける。
  5. 魚に静かに落しぶたをのせ、煮汁が1/3量になるまで、中火で煮る。
  6. 落しぶたをはずす。魚に火が通れば、煮汁を強火で煮つめにながら回しかけ、照りよく仕上げる。
  7. ①のわかめを鍋に入れ、煮汁をなじませてから火を止める。
  8. フライ返しで、鍋の底からそっと魚を持ち上げ、器に盛る。彩りよくわかめを添えて、煮汁をかける。